並木月海(五輪代表・自衛隊)がボクシングを始めた只ならない理由
2020/03/20
うれしいニュースが飛び込んできました!
2020東京五輪のボクシング アジア・オセアニア大陸予選で準決勝進出を決めたフライ級の並木月海(21)=自衛隊、フェザー級の入江聖奈(19)=日体大の両選手がそろって東京五輪代表の切符を手にしました。
女子のボクシングは今回の東京五輪で新設された競技ですので初めてのボクシングオリンピアの誕生ということになりますね。
この両名は、今大会でそろって決勝に進出したとのニュースも入りましたよ!東京五輪に向けて期待は大きく膨らみますよね。
今回は、自衛隊体育学校教育部第二教育課(特別体育課程)所属の並木月海選手に焦点を当て「並木月海(五輪代表・自衛隊)がボクシングを始めた只ならない理由?」と題してまとめてみましたので是非ご覧いただきたいと思います。
並木月海(五輪代表・自衛隊)の画像やプロフィールは?
東京五輪で初めて実施される女子ボクシング競技で自衛隊から見事に代表を獲得した並木月海選手のプロフィールは以下の通りです。
並木月海(なみき つきみ)
生年月日:1998年9月17日(21歳)
出身:千葉県成田市
身長・体重:153cm・50kg
出身校:埼玉・花咲徳栄高校
所属:自衛隊体育学校 特別体育課程
階級:3等陸曹
幼少期(年中)から空手やキックボクシングを始めたそうです。
現在RISE世界フェザー級王者でめっぽう强い那須川天心選手とは同い年で、幼少期から同じ道場に通っていたそうです。
【RISE】那須川天心、並木月海の五輪出場内定に「幼なじみがオリンピックに出るという世界線を考えたことが無かったな」 https://t.co/gRrm9YJIk5
幼馴染ですか~!
もってるな~。オリンピックで頂点つかめるかも…。
応援しています!— Ogelty (@ytlegOOgelty) March 10, 2020
当時2回対戦した事があるそうですが、その時はどうやら那須川選手がいずれも勝ったらしいのです。
たがらこそ…並木選手は今度は絶対に負けない!…なんていう強い気持ちをいまだに持ちつづけているんです…本当みたいですよ!
しかし、なんと言いますかね…
こうして世界レベルで名を馳せる選手というのは、何かこう…持っているんでしょうね…
持っている者同士が引き合う何かがある様な気もしますよね。
それぞれの接点が後々のそれぞれの成長の切掛けとなっているような何かですね…絶対にある様な気がします…間違いありませんww!
並木選手は、中学校である切っ掛けからボクシングを始めます。この辺のところは次の項目で紹介しますね…!
2013年、並木選手が中学校三年生の時に東京五輪で女子ボクシングが正式種目として決定するんです!
これを契機としてボクシングの強い埼玉・花咲徳栄高校に入学する事を決めたそうなんです。
何かこうオリンピックのために生まれてきたような巡り合わせというか何というか…やはり持ってるんですよ。
そして埼玉・花咲徳栄高校では、全国に敵なしの快進撃を見せるんです。
高校在学中負けなし!5回の全国優勝、27戦全勝の金字塔を打ち立てるんですよ。すごいとしか言いようがありませんね。
その後、良好なトレーニング環境を求めるため、2017年4月に自衛隊体育学校の56期特別体育課程に入校して現在に至る…というわけなんですが…
入隊時(2等陸士)の写真ですね…初々しくてとても可愛いですね!
自衛隊に入ってからは、意外と順風満帆ではありませんでした。
この辺りの苦難を糧として、2018年の世界選手権で日本の女子として初めて銅メダルを獲得するんですよ。
日本には開催国枠が与えられているのですが、今回のアジア・オセアニア予選の戦いを見ると世界の頂点に近いレベルまでレベルは上がってきているように思えますね。大変期待が持てます!
並木月海(五輪代表・自衛隊)がボクシングを始めた只ならない理由とは?
こんな大きな期待を感じさせる並木選手ですが、中学の時にふと…
「普通の女の子に戻りたい…」と言ってあっさり格闘から足を洗って仕舞う時期があったんだそうです。
まあ、そうですよね…中学に上がったばかりの女の子…それはそれは多感な時期ですから…そういう時もあるはずですよ。
しかし…普通の女の子と違うのが、並木選手なんです。
「普通の女の子が、なんかこう…物足りなくなって…」
こう、ご本人が仰ってるんですよ…。
やはり何かを持っているからなんでしょうか?…普通の女の子は、彼女にとってみれば役不足だったんです…きっとね…。
腕っ節ひとつで戦うボクシングの強さというものに改めて魅力を感じたそうです。
彼女のあこがれは、当時11回連続防衛して道徳の教科書にもなった内山高志選手なんです。
内山選手は「夢を諦めず努力する事の大切さ」を強く語っておられます。
これが強烈なインパクトとなって…
普通の女の子が物足りなく感じてしまったんです。
これが紛れもなく彼女が、ボクシングを始めた理由なのです。
普通の女の子におさまらない…何かを持ってる彼女らしい…
でも、私のような凡人にとっては…只ならない理由…だったわけです!
夢を諦めず努力するした事がきっとオリンピックでも大きく花を咲かせるに違いありません。
私、元自衛官の端くれとしては、彼女がボクシングをやり始めた背景を知るにつれ…涙が出るほどに…勝手に感動してしまいました。
彼女、並木月海選手を心から応援したい思う次第です。
最も輝きの良いメダルを下げて大観衆の中、凱旋バレードしている彼女の姿が目に浮かんでくるようです。
彼女…やっぱり何か…持ってますから!
今回は、「並木月海(五輪代表・自衛隊)がボクシングを始めた只ならない理由?」と題しましてご覧いただきましたが如何だったでしょうか?
最後までご覧いただきありがとうございました。それではまた。