荻原健司がオリンピックで見せた前代未聞のヤバい行動とは?
2021/08/19
荻原健司さんが東京Victory〜伝説の金メダリストスペシャルに出演ですね…!
スタジオに金メダルが4つ🥇
圧巻でした✨今週はオリンピックの歴史を変えた
伝説の金メダルスペシャル😳❤#荻原健司#岩崎恭子#髙橋礼華 #安住紳一郎#山形純菜#東京VICTORY pic.twitter.com/w6UnOxtvvO— TBS 東京VICTORY (@tbs_tokyo_v) June 2, 2021
キングオブスキー…ノルディック複合の覇者はこう呼ばれます。その称号をもつ荻原健司さん。
1992年のアルベールビルオリンピックノルディック複合団体での優勝はとっても印象的でした…。
キングオブスキー…それまで北欧勢があまりにも強すぎて日本ではあまり知られた競技ではありませんでしたが、この優勝で日本でも一気に人気のメジャーな競技になりましたよね!
キングオブスキーとして一挙手一投足が注目される荻原健司さん…今回は、荻原健司がオリンピックで見せた前代未聞のヤバい行動とは?と題して調査してみましたのでご覧頂ければ幸いです。
荻原健司がアルベールビルオリンピックで見せた前代未聞のヤバい行動(その1)
1992年荻原健司さんが早稲田大学の4年生の時に臨んだアルベールビルオリンピック大会…ノルディック複合団体競技には荻原健司さんのほか三ケ田礼一さん、河野孝典さんが参加していました。日本チームの目標はメダルの獲得(銅メダル)にあったといわれています。
結果は前半のジャンプで圧倒的な大差をつけての後半の距離でもその差をしっかりキープしてのぶっちぎりの金メダルでした。
こんなに日本に強い選手がいたんだ!ってゴール前から大きな日本国旗を振って悠々と滑ってくる姿を見て私は本当に誇らしい気分になったのを覚えています。すごいぞ日本!すごいぞ荻原~!
当時を振り返ってこのようにツイートしておられる方もいます…
堂々というか、悠々と進んでいるように見えたね。実際には競走なのでのんびりしているわけではないのだけれども、クロスカントリースキーの動きでゴール前独走だとなんか悠々として見える。
— STERBENVS IVANVS (@STERBENVSIVANVS) March 19, 2019
アルベールビルオリンピックの金メダルゴール前に見せたウイニングラン!
悠々堂々として日本国旗を振る荻原選手…まさに金メダルゴール前に行った「ウイニングラン!」だったんですよこれ!私には違和感は全くございませんでしたが…
でもこれ、このウイニングラン…荻原さんは、当時地元のお偉いさんにはこの行為に関して「品のない行為」として、かなりきつく怒られました…と番組の中で仰っていましたね!
当時世間でも、けっこう物議を醸したのも事実なんです…
92年アルベールビル五輪での荻原健司さんの日の丸パフォーマンスが物議を醸した記憶があったのだが、ぐぐってたらこの記事が引っ掛かったので記憶違いでは無い模様。 http://t.co/3FLYrIDzpV 詳しくは図書館で新聞の縮刷版を調べるかなー。
— Hira@ビール好きの怪しいオヤヂ (@hhhira) February 19, 2014
投稿された方がググった記事をググってみますとこんな感じでございました…
…イメージとしては降って湧いたような超マイナー競技での金メダル。実際にはノルディック複合は雪の競技では主要な種目ですが、当時の日本ではそういった感想が多かったのではないでしょうか。
そしてそのこと以上に衝撃的だったのは荻原健司という人そのものです。まず驚かされたのはゴールした時に前もって用意しておいた日の丸を掲げていたことです。
今でこそメダリストが日の丸を掲げるのは良く見る光景ですが、当時のその衝撃を伝えるのは難しいかもしれません。
冬季夏季通じて初めてのことであり、荻原選手のその行為について物議があったくらい日本ではタブーな行為でした。
今でも日本では国旗掲揚で揉めますが、それくらい日本ではデリケートな問題をこの大会で荻原選手は世界に向けて掲げたわけです。そしてその頬にも日の丸のペインティングがされていました。衝撃はさらに続きます。
今もそういう傾向はありますが、当時の代表選手はオリンピックで国を背負い、ある種悲壮感を伴う姿勢で挑んでいました。
それは勝っても負けても泣くという行為が常態化していました。
そんな中、荻原選手はインタビューで涙を見せないどころか爽快な受け答えで本当に楽しそうに素直に喜びを表現していました。
そして「勝てると思って日の丸を用意していた」と言い放ったのです。この衝撃を伝えるのも難しいでしょう。
当時はスポーツで勝ったからといって喜びを表現するのは「はしたない行為」と受け取られており、通常こういった場では「日本の皆さんのおかげです」などと言って謙虚になるのが当然とされていました。まして「勝てると思っていた」などというのは不遜じゃないかと言われかねない発言です。
実際そう言われていたと思います。……消されかけたブログ~ニュースの感想、書評などに消されない程度に~
2014.2.17 アルベールビル五輪・ノルディック複合金メダルの衝撃(引用抜粋)
この方の記事はもちろん、荻原さんをたたえておられるわけですが…当時としては、世間を騒がすほどのある意味ヤバい行為だったことがわかりますよね…
荻原健司さんの前代未聞のこの行為が、「スポーツは楽しむためにやるもの…」というスポーツ観戦やスポーツの意義をがらりと変えるきっかけになったといわれていますね。
そして荻原さん…なんといってもリレハンメルオリンピックでこの競技連覇した時にもしっかりとやりましたからね!
ゴール前「ウイニングラン!!!」…www
荻原健司さんてやっぱりオリンピックの歴史を変えた凄い人だったんですね!
荻原健司がアルベールビルオリンピックで見せた前代未聞のヤバい行動(その2)
アルベールビルオリンピック表彰式でのシャンペンシャワー!
ナポレオンの戦勝祝賀会でのシャンペンシャワーが起源といわれているそうですが、日本でのシャンペンシャワーは1987年F1グランプリーが最初ではないかといわれていますよね…w
オリンピックでは何と言っても1992年アルベールビルオリンピックにおいて、ノルディック複合団体で金メダルを獲得した荻原健司・河野孝典・三ヶ田礼一の3人が表彰式でシャンパンファイトを行ったことが有名です。
と思いながら、いつのまにか最終走者の荻原健司選手はゴール手前。何とそこで日の丸を受け取り、前代未聞のゴール前の「ウイニングラン」をやりました。表彰式でも、F1ばりのシャンパンシャワー。かつてこんな陽気な日本の金メダリストがいたかいな?と当時思いました。→
— 谷梅之助 (@umenosuke_tani) February 20, 2018
荻原健司がアルベールビルオリンピックで見せた前代未聞のヤバい行動(その3)
アルベールビルオリンピックでの日の丸ペイント!
そういえば今でこそ日の丸ウイニングランがアタリマエだったけど、1992アルベールビル冬季五輪で荻原健司選手がジャンプで日の丸フェイスペイント、クロカンで日の丸ウイニング滑走、という画が配信されたときには結構問題視した人いたよな。恥ずかしながら自分もその中にいた...。
— Hira@ビール好きの怪しいオヤヂ (@hhhira) August 18, 2016
当時新人類と揶揄されることもあったキングオブスキーの荻原健司さん、ちょっとやんちゃな感じもしますけれども…
オリンピックを楽しむというオリンピックの歴史を変えた素晴らしい感性を持ったとんでもないいい方ですよね。
自ら楽しむ前代未聞の行動で当時物議を醸した荻原健司さんですが、愛国心のある真のしっかりした純粋なお人柄に私Take Gee-sanも惚れ直してしまいました。
今日は長野県中野市のマラソン大会に参加。信州の山々を見ながら走れる素晴らしい大会。招待選手はノルディック複合で活躍した荻原健司さん🎿
ゴール前で参加選手を迎えていて、走りながら握手をお願い。快く応じて下さり感激!比較的小柄な体格にしては大きな手!V字ジャンプでの揚力も手からかなとも— 看護のぱぱ (@thide51) May 19, 2019
現在は、ノルディック競技の後進の指導に当たっているそうですが、荻原健司さんの今後ますますのご発展を心より祈念申し上げたいと思います。
今回は、荻原健司がオリンピックで見せた前代未聞のヤバい行動とは?と題してご覧いただきましたが如何でしたでしょうか?最後までご覧頂ありがとうございました。それではまた。