安藤徳隆が仕掛けるバズリ戦略とは?カップヌードル売上好調の理由
2022/01/31
安藤徳隆さん(43)…NHK朝ドラ「まんぷく」の主人公となった安藤百福初代社長のお孫さんですよね!
2015年に日清食品代表取締役に就任されて以来、チキンラーメン、カップヌードル、どん兵衛、焼きそばU.F.O…数々の主力商品が創業以来史上最高の売り上げをたたき出しています!
型破りともいわれるブランドコミニュケーションを仕掛け、新しい若手ファンを開拓し4年連続の過去最高売上高を更新するという偉業を成し遂げられた凄い社長さんです。
今週のテレ東…カンブリア宮殿にも出演されるということですので大変楽しみにしております!
安藤徳隆社長は、かつてのインタビューで経営そのものがマーケティング、その中でもブランディングを特に重視していると仰っています。
ブランディングコーポレーションの実現を目指す安藤徳隆社長が仕掛ける「ブランディング戦略」はまさに「バズリ戦略」ともいわれていますが、いったいこの「バズリ戦略」っていったい何なのでしょうか?そして、国内市場が高齢化の影響で胃袋総需要が低下しているといわれる中でカップヌードルの売り上げが発売50年で売り上げ最高額を更新し続けている絶好調な理由は何なのでしょうか? 大変気になりますよね。
今回は、安藤徳隆が仕掛けるバズリ戦略とは?カップヌードル売上好調の理由と題して纏めてみましたのでご覧いただければ幸いです。
安藤徳隆社長が仕掛けるマーケティング戦略…「バズリ戦略」とは?
最近の日清食品のCMは、カップラーメンだけではなくどん兵衛しかり、インパクトの強くて人気のテレビ番組を意識したかのような造りになっていたり…とにかくえっ!ナニコレ?って感じるCMが明らかに多くなっているような気がしませんか?
最新のCMこんな感じです!
いつもはCMなんて見ないんだけど、これは、なんだ???ってクリックしちゃった。
流石カップヌードル、おもろい。 https://t.co/rRv0WwZE5T— なにそれ? (@nanisole) September 11, 2021
また日清さんのカップヌードルが暴走してるwww🤣
気になるけど😂 https://t.co/0YDX0QM4Vi
— taka4218 (@tk199202) September 13, 2021
どんな味か気になる🧐
「カップヌードル スーパー合体」シリーズ4品 (9月13日発売) | 日清食品グループhttps://t.co/vaQXFAwcmv— ପ ギルティ ଓ (@LancerNakazi) September 8, 2021
カップヌードルアンバサダーガチイベ中🍜
みんなSHOWROOMに応援来てね✨
13日から発売されるカップヌードルのスーパー合体シリーズのチーチリカーマトが気になる🍅🧀
あととんそも!🐷
発売されたら配信で全部食リポします✨ pic.twitter.com/RNTsGl2LaG— 葵乃まみ (@aoino0105) September 11, 2021
これ気になるが、カップラーメン8個も食べられん(笑)https://t.co/UGEaV7XNKW
— 仁 (@jin_abk) September 3, 2021
いや~かなり話題性のありそうなとってもインパクトのあるCMですよね。こんな感じでSNS上はとってもにぎわっているのがわかりますよ!
安藤社長は、「無茶苦茶なマーケティングをしてるから役員会ではよく怒られていますから…ww」とおっしゃっていますけれども…
広告費がここ10年伸びていない中でどうしたらいいか…って考えたら、今はどれだけネットの世界で話題にしてもらえるかが勝負の時代…CMをSNSで拡散させることができれば、CMのオンエア回数が少なくても従来以上の広がりが期待できる…そのためには話題性があってインパクトのあるCMにしなくてはならない…まさにバズリ戦略というわけなんですね!
バズリ戦略とは空中戦+地上戦+サイバー戦の三位一体戦略!?
空中戦…インパクトのあるCMを仕掛けること!
地上戦…店頭での営業活動、販売促進活動!
サイバー戦…SNS上で話題が自走し情報が自然増殖する「バズリ効果」をねらうこと!
地上戦での地道な営業活動に、数少ない空中戦でCMを一本かまして、SNSでのバズリをねらったサイバー戦で勝利する!という時代にマッチングした三位一体のSNSマーケティング戦略がまさにバズリ戦略というわけですね!
安藤社長が仕掛けるマーケティング戦略…いわばバズリ戦略によりカップヌードルは若手世代の胃袋をがっちりつかんで発売50年にして最高の売り上げを達成するとともに4年連続の最高売り上げの更新を達成したといっても過言ではありません!
カップヌードル売上絶好調の理由…バズリ戦略を支える凄い社内体質!
カップヌードルをぶっつぶせ!…ブランディングマネージャー制度の実践
日清食品の社是の一つには「仕事は面白くやれ」…初代の安藤百福社長時代からの教えがあるそうです…どこよりも先にユニークなものを生み出したい…こうしたことを実現していくために先代の社長時代から、社内競争を徹底的に煽っていこう!ということでブランディングマネージャー制度をスタートさせたといわれています。
まさにこれを実践できる体質を持っているのが、今の安藤徳隆社長率いる日清食品さんの強みだと強く感じることができました。
ブランディングと言っても広告会社に具体的なところはほとんど依頼して、数案の提案をうけそれを決定していく姿を私もイメージしていましたが、安藤徳隆社長率いる日清食品さんは、このブランディングマーケティングのほとんどを自社内で決定しているところが今の売り上げ快進撃につながっているのだなあと実感いたした次第です!
これって凄いですよね!だから「カップヌードルをぶっこわせ!」というスローガンがスローガンだけに終わらず実践し続けてこられているからこその成果の表れだと感じます。
自社であのマーケティング戦略、ブランディング戦略であるバズリ戦略をほとんど完結できる体質っていうのは、なかなか他社には追随できないのではないかとTake Gee-san勝手に思っている次第です…ww
オープン参加のブランドコミュニケーション定例会議!…スピード感ある意思決定プロセスを生で見せる実践教育
バズリ戦略の実行には、社内で実施されるブランドコミュニケーション会議でしっかりしたものがアウトプットされないと実行ができないわけですけれども…
週に1回、宣伝部と定例の会議を開催しています。会議の参加はオープンですから他部署の人間も自由に参加して議論に加わる。いつも30~40人は参加していますね。
…と、このように安藤徳隆社長はおっしゃられています。
即断即決のスピード感ある意思決定、どの順番でネタを題したら面白いか、どうやったら拡散する(バズル)かといった判断を実践教育化することで社内全内のブランディングコミュニケーションレベルを強化しているのが日清食品らしさなんだと痛感いたしました。
皆で作っているんだという一体感も生まれますし、社員の競争意識も生まれますよね。
フィードバックを重視したシビアなPDCAサイクルの実践!
もう一つ凄いなと思ったのが、当然なことではあるんですが、しっかりと計画し、実行した後のフィードバックがなされていることだと思います。いわゆるPDCAサイクル(計画➡実行➡評価➡改善)がしっかりと回転され次につながってる感です…
こうした業務体制が確立していること…
・CM好感度ランキング ・YouTube再生回数 ・Twitterリツイート数
・YAHOO!、LINEニュースに乗ったか ・まとめ記事がどのくらいでたか…
こうしたデータをしっかり押さえて成功したのか失敗したのか分析し、かつ失敗した場合は何処に原因があって誰がどれだけの損失を与えたのかまで見える化しているところに売り上げで成果を上げている強さを感じた次第です。
当たり前のことのようですが、実行するとなると非常に難しいのが現実です。これを実行ならしめている社員全体のレベルの高さ、そして何よりもこうした会議にトップである安藤徳隆社長自らが参加してスピード感をもって決定していく…この素晴らしい能力のたまものだとTake Gee-san勝手に感心している次第でございます!
日清食品社長の安藤徳隆さん、世間の若者の胃袋をしっかりつかんでカップヌードル売り上げ最高記録更新を継続中ですが、他社がなかなか追随できないような社内教育をリーダーシップを発揮して実践して社員のハートもがっちり掴んでいる感じがいたします。素晴らしい社長さんですね。今後の益々のご発展を祈念申し上げます。
今回は、安藤徳隆が仕掛けるバズリ戦略とは?カップヌードル売上好調の理由と題してご覧いただきましたが如何でしたでしょうか?最後までご覧いただきまして有難うございました。それではまた。
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